夏ドラマ2018覚書
やっと、観たかったドラマ最終回まで観終わったので
2018夏ドラマ個人的総評!!!
結局最後まで見たドラマは、
義母と娘のブルース・グッドドクター・探偵が早すぎる・GIVER・dele・この世界の片隅に・青と僕
ゼロ一攫千金 は途中すっ飛ばしちゃったけど、最初の5話くらいと最終回は見た。
透明なゆりかごは最終回終わってから追っかけました。
高嶺の花とサバイバルウェディング、ヒモメンは途中離脱。くらいかな。
ハゲタカとケンカツは1話見て、自分には合わないと思ってやめた。
この夏は何といっても
ギボムス
でしたね!!
もうさすが森下脚本!!!としか言いようがなかったです。
基本的に、原作のある作品が映像化されたときは全て終わってから原作読む派なんですけど、ギボムスに関しては2話辺りで原作買って最終回の前に読み終えました。
4コマがこうなるの?!!!!!
もう、多分、いや、当たり前なんでしょうけど、だいたい47分×10話に尺をおさめ、そのなかで話に起伏をつける手腕のすごいこと…
あと、なんといっても原作をもとにしながら物語とキャラに対する肉付けの仕方が…
例えば、原作ではただのうわさ好きっていうだけの下田さんが、ドラマでは物語を大きく左右する重要な不動産屋のおばさんになってたり、ひろきが原作ではわりとただのみゆき好きなイケメンだけど、ドラマではふくよかで優しくて賢い、森下脚本おなじみの幼馴染属性をそなえていたり、、、
原作の名場面は全部入っているのに、ストーリーは違って話が奥深くなっていたり、とにかく脚本がすんごい!!!
あと、これはもう、綾瀬はるかさんの演技力を見越してのキャラ設定ですね。
原作では、亜希子さんが無表情っていう設定はないんですよね。でも、綾瀬さん演じる亜希子は無表情でも気持ちが伝わってくる… だからトンチンカンなことをしても愛を感じるし、観ているこっちがもどかしくなってしまう。
竹野内豊さん演じる良一さんも素晴らしかった…
個人的に好きだったのは、第4話?5話?くらいの、良一さんが亜希子さんの有能さに嫉妬してしまう回。いつでも優しい暖かいひだまりみたいな良一さんが、言ってはいけないことを亜希子さんに言ってしまった時の、ハッとする顔はこっちが苦しくなりますね。
後はもう、言わずもがな子役ちゃん+井之脇くん・上白石萌歌ちゃん
横溝菜帆ちゃんの涙の演技には脱帽でした…
井之脇くんと萌歌ちゃんは、子役ちゃんたちの演技を正確にとらえてましたね…
最終回のみゆきの泣きの演技、6話を訪問彷彿とさせるあの泣き方!!!!
ずるい!!!と思いました。
子供が大人になってのお話ってよくあるけど、あんなにも子役と成長後の役が地続きになっているの初めて見ました。
MISIAさんの主題歌も、流すタイミングも、すべてが素晴らしかった…
アイノカタチは人それぞれで、でも大切な人と自分のそれが重なったとき、日常をてらしてくれる小さな奇跡・時には大きな奇跡が起こるのかもな
原作ではさらにその10年後まで描かれているので、可能なら続編が見たいですね!!
あと、この夏ドラマで絶対に外せないのが千曲川さん!!!!
もとい、探偵が早すぎる
いやー笑った!!!!あの3人衆が天才すぎた!!!!
滝藤さん、ぶっ飛んでましたねー。でもマジで好き。かわいいすぎ。そしてなんといってもお別れのシーン… さみしいとかたる背中が、横顔が…
確実に千曲川ロス。
途中で衣装入れ替えてお互いに成りすましてたけど、マジでネタバレまで気づきませんでした。水野さんのアクションすがすがしかった!!!
アリスちゃんはちょっとおバカな一華がハマりすぎてたし本当にコメディエンヌです
探偵が早すぎるはチェインストーリーまでがセットだと思います!!!
あと一日頑張ろう!!て思わせてくれる木曜日が恋しい!!
グッドドクターの山崎賢人さん、上野樹里さんも素晴らしかった…
山崎賢人さんは、35歳の高校生以来キタ!!!って勝手に思ってました。
彼には恋愛モノ・青春モノ・実写モノをしばらくお休みさせて…
でも、湊は山崎さんがどの作品も真摯にまっすぐ演じてきたからこそなんだろうなあ…(何様)
上野樹里さんは、湊の鏡みたいな感じでしたね!湊ももちろん成長していたけど、瀬戸先生は湊の存在・成長によってぐるぐる変わっていって、夏美先生大好きです…
正直、ドラマの内容は想像しやすかったし、結末はだいぶ見えてたけど、それでも飽きずに見続けられたのはお2人を観るためにドラマを観ていたからです!
この世界の片隅にもよかった。この夏に、やる意味のあった作品だと思いました。
どんどん世界が変わっていく中で、過去を忘れがちなご時世に、決してとっつきやすくはない、しかもアニメ実写化が既に成功している作品をやるというのはかなりの挑戦だったのだろうなと。しかも、TBSの安定枠である日曜劇場で。
私は原作も映画も見ていないので何もわからないですけど、でも戦争が、原爆が、この日本で確かに過去に存在していたのだ。と改めて思いました。
松坂桃李さんの繊細な演技が炸裂していたなあ… 広島の原爆ドームの前で話をする周作さんの表情がすべてを物語っていました。
尾野真千子さんはもうなんか化身って感じでしたね。
とにかく、私は観てよかったと声を大にして言いたい!!!
もう1つはdeleか。皆さん、このクオリティの作品を本当に無料でいいの??って言っていて、ほんとそんな感じでした。
個人的には、佑太郎とか圭のいろいろを全話通して描くのではなく、お話の1話分として引っ張らないのが好感でした。
あと、すっきりした答えをだしたりださなかったり、そういうリアル感がありましたね。シリーズものの推理ものが苦手な身としてはドンピシャでした。世界観、ぐっとくるちりばめられた台詞。見た後の疲労感が癖になってたなあ…
個人的には、4・5・7話が好きです。
あと、あまり話題にならなかったのですけど、「青と僕」っていう良作がフジテレビ深夜で放送されてきまして… 我らがギボムスのヒロキくんこと井之脇海くんが主演で、池田エライザ様と寛一郎くん(佐藤浩市さんの息子さんらしい)がメインです。
とにかく映像がきれい!なのと静かだけど恐怖が迫り来ているような、独特の空気感がとても好みでした。内容もよかったー。
全6話とは思えない濃密さでした!!
透明なゆりかごは別枠で触れます。良すぎたので。