エンタメに浸っていたい

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龍彦に幸あれ!!!

土曜日から全然余韻が抜けないので書きます!!

 

「結婚相手は抽選で」最終回。

龍彦が「自分を主張すると叩かれてしまうかもしれないという恐怖心」を克服し、人々の心を動かしましたね!!!

たっちゃんが握手された手を握り締めるシーン、グッときました…

奈々と龍彦の終わり方も良かった!嵐望と好美は無理くりくっつけたくせに(笑)、ここは丁寧なのが逆に良かったです。

嵐望と好美と嵐治の件は、このドラマ唯一のギャグパートだと思えばオールOK!(単純)

 

 

実はこのドラマ、1話を途中から観て離脱したんですよね。

タイトル的に、映画「恋と嘘」的な(見ていないけど)、冴えない男がこれをきっかけに恋愛できるようになるようなもっと明るくて恋愛中心のドラマだと思っていて…

非現実設定の恋愛作品が苦手な自分は早々に観るのをやめる判断をしました。

 

ところが、TLの評判がいいこと!!!

あまりにも皆さん(勝手にtwitterでフォローさせていただいている方々)が絶賛されているので、最終回前に全話回収しました。

 

そしたら、なんとまあ…素晴らしいこと!!!

全然明るくないし、バリバリの社会派ドラマじゃないか!!!

 

これ、確実にタイトルと番宣の仕方しくってますよね。

このドラマ観て、初めて

「原作ある作品って原作とタイトル同じじゃなきゃだめなの?」って思いました。

そんくらいもったいない!!!!

絶対タイトルで惹かれない人多いし、もっとなんかあるでしょ!!!!

番宣ももっと盛大にお願いしますでした…

 

あと、どなたかが仰っていたんですけど、1話がほぼ膠着状態でストーリ―どころか、何を描くドラマなのかが伝わってこなかったんですよね。

ほぼ登場人物の説明と急な法律施行で終わってた気がする…

 

これを観続ける判断をした方々の嗅覚がうらやましい!!

ってか、自分がポンコツ!!!!

 

フジの土ドラの枠だから仕方ないんだろうけど、これ全然10話でいけたし、今期なんて全体的にツッコミドラマ満載なんだから10話で月9でやった当たったと思うんだけどなあ… 

SU〇TSより全然おもしろいで、、、(ごめんなさい)

 

 

 

後は何といっても、龍彦を演じた野村周平さんですよね!!

いやー、、、素晴らしかった。

たっちゃんの繊細な表情ひとつひとつにこちらまでも心をゆすぶられました。

今期はダメンズクソ男ばかりが民放ドラマにはびこっているので、健気で自分の殻を破ろうとしているたっちゃんが大好きになりました。

 

野村君はもともと好きな俳優さんでしたけど、ここまですごい俳優さんだとは思っていなかったです。(ごめんなさい)

 

私は自分の勝手な解釈で、「ハマリ役」を

「特定の役者以外が演じることを想像できないほど役に合っている場合」

と定義していて、ハマってるな!って思うときは「中の人の外見やイメージとその役の相性が果てしなくいい」みたいな場合が多いんですよね。

(個人的には、過保護のカホコ高畑充希さんとかグッドドクターの山崎賢人さんとかですかね)

 

で、自分にとって野村さんの龍彦は”ハマリ役”だったわけですが、

野村さんの龍彦に関しては「役と中の人が一致する意味での”ハマリ役”」では決してなくて、野村さんが龍彦になりきったことで野村さん以外の龍彦が想像できないんですよね…

 

うまく言葉にできないですけど、とにかく視聴率に関係なく野村さんの代表作としてこの作品を推してほしい!!!(ほぼ視聴率に貢献してなくてごめんなさい。)

 

龍彦に幸あれ!!!!